妙法寺について

鐘楼堂

鐘楼堂

毎朝夕6時には梵音が境内に鳴り響いています。

本堂正面

本堂正面

鉄筋コンクリート銅板葺50坪の建物です。
朝夕の勤行はもちろん、年7回の法要を行っております。

本堂 天井画 ~馬堀喜孝画~

本堂 天井画 ~馬堀喜孝画~

本堂、天井の竜の絵は、肖像画の巨匠である馬堀法眼喜孝画伯に依頼し、1ヶ月間当山に滞在され描き上げられたものです。
馬堀氏は歴代天皇図や旧紙幣の聖徳太子、伊藤博文、岩倉具視などの肖像画の原作者です。

本堂御本尊

本堂御本尊

毎日曜日と、1日・8日・18日・28日は御先祖のご供養、ご祈願の為に多くの檀信徒が参拝に来られます。 

今東光書

今東光書

元中尊寺貫首主(天台宗僧侶)で小説家でもあり、元参議院議員であった故今東光氏が先代内田泰岳上人の熱烈な檀信徒であったことから寄贈された書です。

最上位経王大菩薩(日本三大岡山最上稲荷)

最上位経王大菩薩

日本三大稲荷である岡山高松稲荷の分身で、本尊は久遠実成本師釈迦牟尼仏です。
毎月1日には商売繁盛、交通安全等の様々なご祈願をしております。

鬼子母尊神堂

鬼子母尊神堂

その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリティモ)と呼ばれ、王舎城(オウシャジョウ)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。しかしその性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。お釈迦様は、その過ちから帝母を救うことを考えられ、その末の子を隠してしまわれました。その時の帝母の嘆き悲しむさまは限りなく、お釈迦様は「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食う時、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。そこで帝母は初めて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産、子育ての神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。
当山では、毎月28日、鬼子母神堂に於いて子供の成長安全、学力向上成就等、参拝者とともにご祈願しております。

八大龍王堂

八大龍王堂

八大龍王とは、八体の龍王(龍神)のことで難陀(なんだ)、跋難陀(ばつなんだ)、娑伽羅(しゃがら)、和修吉(わしゅきつ)、徳釈迦(とくしゃか)、阿那婆達多(あなばだった)、摩那斯(まなし)、優鉢羅(うはつら)の各龍王のことです。
法華経に登場し、仏法を守護するとされており、このうち娑伽羅龍王が海や雨を司ることから航海の守護神や、雨乞いの本尊と言われております。
当山においても航海安全、大漁航海等の御祈願をしております。

三重塔(納骨堂)

三重塔(納骨堂)

仏教の元祖、大恩教主釈迦法身供養の塔であり、檀信徒各家先祖の霊も納骨堂として共におさめられています。

水子供養塔(墓地)

水子供養塔(墓地)

水子地蔵様は、様々な理由でこの世に生を受ける事の出来なかった子供たちを現世の父母に代ってお守り下さる御地蔵様です。

庭園

庭園

妙法寺庭園は、妙法寺御上人 内田㤗岳師の意を受けた作者が桂離宮「鼓の滝」を主テーマとして作庭したものである。
東に山櫻、吉野櫻を配し春の庭とし、西に紅葉及び欅を植えて秋を表し、西の方の高台に九層の塔が遠く、ひびき灘をへだて、中国大陸にそびえている対する春の庭に四阿「泰春亭」がある。

作者 角倉山 山麓 華蔵庵 主人